アパッチブルー Apache Blue
アパッチブルーはネバダ州・Tonopahという鉱山町の近くにあります。Tonopah周辺には小さな鉱山がたくさんあり、1950年代頃から「ターキートラック(Turkey track)」等の名で採掘されたりしていました。長年小規模鉱山で細々と採掘されるだけでしたが、2003年頃著名な鉱山主のOttesonファミリーがターコイズの良質な鉱脈を再発見したことで採掘が再開され「アパッチブルー」の名が一躍広まるようになりました。
キャンデラリアやローンマウンテンの鉱山に近く、石質もやや似ています。ハイグレードなものは高硬度からくる艶、鮮やかなブルー、滲むようなダークマトリックスを特徴とし、個性的で美しいターコイズとして近年注目を集めています。スカイブルーにレッドウェブの、トップグレードキャンデラリアに近いものが採れることも。華やかで目を惹く魅力的なターコイズです。