スパイニーオイスター Spiny oyster

スパイニーオイスターは赤、オレンジ、紫などカラフルな色を持つ貝。オイスターと呼ばれるが牡蠣ではなく海菊貝という貝の仲間で、太平洋岸の温かい海に生息、細長いとげ(Spinyの由来)を持った色鮮やかな外殻を持ちます。先史時代は重要な交易品であり儀式や装身具に不可欠なものでしたが、新大陸発見以降殆ど用いられなくなりました。近代になり先史時代の遺跡からスパイニーオイスターが多数発掘されたことでネイティブアメリカンの歴史や誇りを象徴するものとなり、再びジュエリーや工芸に使用されるように。素朴で自然なカラフルさで女性人気も高い素材です。